北海道
北海道は、日本の国土の約22%を占める、全国で最も広い都道府県です。47都道府県で唯一「道」がつく理由や本州との結びつき、広大な大地と海の恵みについて解説します。
面積は国土地理院「全国都道府県市区町村別面積調」(令和7年10月1日)、人口は2020年国勢調査。順位は47都道府県の中での順位。
- 読み方
- ほっかいどう
- 地方
- 北海道地方
- 道庁所在地
- 札幌市
- 陸で接している都道府県
- なし(陸で接している都道府県はありません)
国内で最大の面積
北海道の面積は約8万3000平方キロメートルで、日本全体の約22%にあたります。都道府県の中では断トツの1位で、2位の岩手県(約1万5000平方キロメートル)の5倍以上あります。
北海道には179の市町村があります。札幌市のように、さらに区に分かれる市もあります。アプリには、都道府県の形だけでなく、市区町村ごとの形を扱うステージも用意されています。
「道」と「県」の違い
都道府県は、東京都・北海道・京都府・大阪府と、ほかの43県の4種類に分かれます。いずれも国と市町村の間にある地方公共団体で、仕事の内容はほとんど変わりません。
昔の日本には、東海道・山陽道・南海道のように、地域を「道」で呼ぶ区分がありました。北海道の「道」も、その呼び方にならったものとされています。
「北海道」という名前が決まったのは、1869年(明治2年)です。この年、明治政府が開拓使を置き、それまで蝦夷地と呼ばれていた土地を「北海道」と改めました。名前の案を出したのは探検家の松浦武四郎で、アイヌの人びとの言葉をヒントにした「北加伊道」などの案をもとに、「北海道」と決まりました。
津軽海峡を越えて
北海道と本州は、津軽海峡で隔てられています。海底の下には青函トンネルが通っていて、全長は約54キロメートル、そのうち海の下の部分は約23キロメートルです。1988年に開通した鉄道のトンネルで、世界でも有数の長さを誇ります。
北海道は、どの県とも陸で接していません。
1つの道、1つの地方
日本は一般に8つの地方に分けられますが、1つの都道府県だけで1つの地方になっているのは北海道だけです。道の中は、石狩・渡島・十勝・オホーツクなど、9つの総合振興局と5つの振興局、合わせて14の地域に分かれていて、それぞれに道の出先機関が置かれています。
道庁所在地の札幌市は人口約197万人(2020年の国勢調査)で、北海道で最も大きい都市です。北海道の人口は約522万人なので、札幌市だけで道全体の約4割近く(約38%)を占めています。
大地と海がはぐくむ産業
知床半島は2005年に世界自然遺産に登録されました。流氷が流れ着く海と、手つかずの森が一体となった生態系が評価されたもので、冬には流氷が海を覆い、夏には森や海の生きものが豊かな姿を見せます。
広い大地を生かして、酪農や畑作がさかんです。農林水産省の統計(2022年)で農業の産出額を見ると、北海道は全国の約14%を占めて1位です。小麦は全国の約76%、じゃがいもとたまねぎはどちらも約54%、生乳は約52%と、いずれも全国の半分以上を北海道が占めています。
海の幸にも恵まれていて、海でとれる魚や貝などの量(海面漁業の漁獲量)は、全国の約3割にのぼり、都道府県の中で1位です。
北海道の形と位置は、地図パズルで確認できます。
北海道のパズルを開く