イギリス

イギリスは、大西洋と北海のあいだに浮かぶブリテン島と、アイルランド島の北部からなる島国です。本初子午線の通るグリニッジや、世界遺産のストーンヘンジなど、歴史と地理に特徴のある国です。

世界の中のイギリスの位置
世界の中のイギリスの位置
面積
244,376km²
78位/193
244,376 km²
人口
6,868万人
21位/193
68,682,962人(2023年)

面積は総面積(内水面を含む。出典により差があります)、人口は国連人口部の推計(2023年7月1日)。順位は国連加盟国193か国の中での順位で、各国政府の統計とは差があることがあります。

大陸
ヨーロッパ
地域
北ヨーロッパ
首都
ロンドン
陸で接している国
アイルランド

二つの島と、海に囲まれた暮らし

イギリスの正式名称は「グレートブリテン及び北アイルランド連合王国」で、イングランド、スコットランド、ウェールズ、北アイルランドから成ります。面積は約24万平方キロメートルで日本の約3分の2、人口は国連の推計(2023年)で約6,868万人です。国土の大半を占めるグレートブリテン島は、面積約21万平方キロメートルで、ヨーロッパの島の中で最大です。

最高峰はスコットランドにあるベン・ネビスで、標高は1,345メートルです。最長の川はセヴァーン川で、全長は約354キロメートルあります。海流の影響で、緯度が高い割に冬は穏やかですが、天気が変わりやすく、雨の日が多いことで知られています。

本初子午線とロンドン

首都ロンドンは、テムズ川の河畔に発展した都市で、2024年の推計で人口は約909万人です。市内のグリニッジには旧王立天文台があり、1884年にワシントンで開かれた国際子午線会議で、ここを通る経線が経度0度の本初子午線と定められました。現在も、世界の時刻や経度の基準として知られています。

英仏海峡の下には、1994年に開通した英仏海峡トンネルがあります。全長は約50キロメートルで、そのうち約38キロメートルが海底部分です。この鉄道トンネルにより、ロンドンとヨーロッパ大陸が、列車で結ばれました。

遺跡から産業の国へ

イングランド南部のソールズベリー平原には、巨大な石を円形に並べたストーンヘンジがあります。近くのエーヴベリーの遺跡とともに、1986年に世界遺産に登録されました。新石器時代から青銅器時代にかけて築かれたとされる、先史時代の記念物です。

歴史の上では、1707年にイングランド王国とスコットランド王国が合併してグレートブリテン連合王国が成立したことが、現在の国の基礎になりました。18世紀後半には、蒸気機関や機械の発達で産業革命が始まったとされ、のちの世界の工業化に影響を与えました。現在も、自動車、航空機、医薬品、金融などが主要な産業です。

日本との400年の交流

日本とのつながりは、1600年に英国人航海士のウィリアム・アダムス(三浦按針)が、オランダ船で豊後(現在の大分県)に漂着したことに始まるとされています。1858年には日英修好通商条約が結ばれ、1902年から1923年までは日英同盟がありました。

貿易では、2024年に日本からの輸出が約1兆7000億円で、自動車などの輸送用機器が最も多くを占めました。輸入は約1兆2000億円で、機械類や医薬品が多くなっています。英国に進出する日本企業は928社(2023年)で、毎年秋にはロンドンで日本文化を紹介する「ジャパン祭り」が開かれています。

イギリスの地図は、地図パズルで確認できます。

イギリスのパズルを開く

最終更新:2026-10-06 / 地図データの出典はデータの出典をご覧ください。