高知県
高知県は、四国の南側を占め、太平洋に面して弓なりに広がる県です。森林が多く、四万十川や黒潮の海など、自然の豊かさで知られています。南国らしい明るさのある、のびやかな土地です。
面積は国土地理院「全国都道府県市区町村別面積調」(令和7年10月1日)、人口は2020年国勢調査、市町村数は国土地理院の同資料。順位は47都道府県の中での順位。
- 読み方
- こうち
- 地方
- 四国地方
- 県庁所在地
- 高知市
山と海にはさまれた県
高知県は、四国で最も面積が広く、約7,100平方キロメートルあります。県の北には四国山地が連なっていて、平地は、海沿いにわずかにあるだけです。
県の面積のうち、約84%が森林で、森林の割合は全国で最も高くなっています。人口は約69万人で、その約半分が、県庁所在地の高知市とその周辺に集まっています。
県の東にある室戸岬や、西にある足摺岬は、どちらも太平洋に突き出した岬です。室戸は、大地の成り立ちを学べる場所として、ユネスコの世界ジオパークになっています。
黒潮と雨と台風
高知県の沖には、暖かい海流の「黒潮」が流れています。そのため、冬でも暖かく、一年を通して雨の多い、南国らしい気候です。
太平洋から湿った空気が山にぶつかって、たくさんの雨を降らせます。台風も、よく近づきます。そのため、昔から風や雨への備えが暮らしに取り入れられてきました。また、いつか起こるとされる南海トラフの地震にも、県や地域が防災に力を入れています。
お城のある高知市は、江戸時代、土佐藩の城下町でした。幕末には、この土地から、新しい時代をめざす人びとが数多く出ました。坂本龍馬も、その中の1人として、よく知られています。
四万十川と鰹
四万十川は、全長が約196キロメートルあり、四国で最も長い川です。大規模なダムが本流にないことなどから、「最後の清流」とも呼ばれます。増水したときに水に沈む「沈下橋」が、いくつも残されています。
海では、黒潮にのってくるカツオが有名です。わらで焼いた「カツオのたたき」は、土佐(高知の昔の名前)の名物で、ニンニクや薬味をたっぷりのせて食べます。
ハウス栽培とよさこい祭り
暖かく日照時間が長い気候を生かして、ビニールハウスでナスやショウガなどを育てています。ナスは全国有数の産地で、ショウガの収穫量は全国で1位、ユズも全国で1位です。
高知城は、江戸時代の天守と本丸の建物が、今も残っている、全国でも珍しい城です。街の通りでは、300年以上続く日曜市が開かれています。毎年8月には、鳴子を手に踊る「よさこい祭り」で、町がにぎわいます。
桂浜は、高知市の南に広がる、弓なりの海岸です。砂浜に打ち寄せる太平洋の波と、緑の松の眺めは、土佐の景色として親しまれてきました。
高知県の形と位置は、地図パズルで確認できます。
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