オセアニア
オセアニアは、オーストラリア大陸と、太平洋に散らばる数多くの島々からなる地域です。オーストラリア・ニュージーランド、メラネシア、ミクロネシア、ポリネシアという区分と、島々の暮らしを紹介します。
面積はブリタニカ百科事典の値(付属の島を含む)、人口は国連人口部の2021年の推計です。区切り方によって値は変わります。
- パズルで扱う国・地域
- 14
- 地域区分
- オーストラリア・ニュージーランド、メラネシア、ミクロネシア、ポリネシア
太平洋に広がる地域
オセアニアは、オーストラリア大陸とニュージーランド、そして太平洋の島々をあわせた地域です。陸地の多くはオーストラリアが占め、ほかの国や地域は、海の上に点々と島が連なる形をしています。
舞台となる太平洋は、面積が約1億6500万平方キロメートルで、世界の海の中で最も広く、地球の表面の約3分の1を占めます。国の面積は小さくても、周りの海まで含めると、とても広い範囲を持つ国も多くあります。
この地域の独立国は、オーストラリア、ニュージーランド、パプアニューギニア、フィジー、ソロモン諸島、バヌアツ、キリバス、マーシャル諸島、ミクロネシア連邦、ナウル、パラオ、サモア、トンガ、ツバルの14か国です。
四つの地域区分
オセアニアは、オーストラリア・ニュージーランド、メラネシア、ミクロネシア、ポリネシアの4つに分けて見ることが多くあります。メラネシア、ミクロネシア、ポリネシアという呼び名は、1832年にフランスの航海者デュモン・デュルヴィルが使い始めたものです。
メラネシアは、赤道の南で、オーストラリアの北から東に弧を描いて連なる島々で、ニューギニア島、ソロモン諸島、バヌアツ、ニューカレドニア、フィジーなどが含まれます。ミクロネシアは、ギリシャ語で「小さな島」の意味で、キリバス、マーシャル諸島、ミクロネシア連邦、ナウル、パラオが独立国です。
ポリネシアは、太平洋の中部から南部に広がり、1,000を超える島があります。ハワイ、イースター島(ラパ・ヌイ)、ニュージーランドを頂点にした三角形は「ポリネシア・トライアングル」と呼ばれ、ポリネシアの範囲を示す目安になっています。サモア、トンガ、ツバルもこの地域の国です。
言語と暮らしの多様さ
パプアニューギニアでは、840の言語が話されているとされ、国として世界で最も言語の数が多い国といわれます。話し手が1,000人に満たない言語がほとんどで、共通語としては、英語をもとにしたトク・ピシンがよく使われています。
オーストラリアとニュージーランドでは主に英語が使われ、ニュージーランドでは1987年にマオリ語も公用語になりました。小さな島国では、環礁(サンゴ礁でできたリング状の島)に人が暮らす国もあり、島ごとに言葉や生活の仕方が異なります。
地域のつながりと日本
太平洋の国や地域は、太平洋諸島フォーラムという枠組みで話し合いをしています。1971年に南太平洋フォーラムとして始まり、1999年に現在の名前になりました。オーストラリアとニュージーランドも加盟していて、メンバーは18の国と地域です。
日本は、1997年から3年に1度、太平洋・島サミット(PALM)を開いています。2024年の第10回は東京で行われ、太平洋の18の国・地域の代表が参加しました。日本にとって、オーストラリアは液化天然ガスなどの重要な供給元でもあります。
オセアニアの国の解説
オセアニアの地図は、地図パズルで確認できます。
オセアニアのパズルを開く