インド

インドは、南アジアの大部分を占める国で、人口は約14億4,000万人にのぼります。季節風が雨をもたらす農業の国であり、多くの言語、タージ・マハルなどの歴史遺産、成長する産業を併せもちます。

世界の中のインドの位置
世界の中のインドの位置
面積
329万km²
7位/193
3,287,263 km²
人口
14.4億人
1位/193
1,438,069,596人(2023年)

面積は総面積(内水面を含む。出典により差があります)、人口は国連人口部の推計(2023年7月1日)。順位は国連加盟国193か国の中での順位で、各国政府の統計とは差があることがあります。

大陸
アジア
地域
南アジア
首都
ニューデリー
陸で接している国
パキスタン、ネパール、中国、ミャンマー、ブータン、バングラデシュ

世界でもっとも人口の多い国

インドの人口は、2023年の国連の推計で約14億3,807万人です。国連の推計では、2023年に中国を上回り、国連が人口の調査を始めた1950年以降で初めて、インドが世界一の人口の国となりました。首都はニューデリーです。

民族や言語も多様で、連邦の公用語はヒンディー語ですが、憲法ではこのほかにも州ごとの言語が公認されていて、全部で22の言語が認められています。

季節風と農業

インドの暮らしは、季節風(モンスーン)と深く結びついています。毎年6月ごろから、南西の湿った風が南東から北西へと国土を覆うように進み、9月ごろまでの雨季に、1年の雨の大半が降ります。

この雨が、米や小麦、綿花などの農作物を育てます。雨の降りはじめが遅れたり、降る量が少なかったりすると、作物のできや暮らしに影響が出るため、毎年のようにその年のモンスーンの動きが注目されます。雨の降り方は、農業だけでなく人びとの暮らしにも大きく影響します。

タージ・マハルと数の文化

アグラにあるタージ・マハルは、ムガル帝国の皇帝シャー・ジャハーンが、亡くなった妃ムムターズ・マハルのためにつくらせた霊廟で、1983年に世界遺産に登録されました。白い大理石の建物は、世界でもっとも有名な建築物の一つです。

数学の分野では、7世紀のインドの数学者ブラーマグプタが、著書『ブラーマスプタ・シッダーンタ』のなかで、ゼロを数として扱う規則を記しました。ゼロを含む十進法の数の表し方は、のちに世界へ広まりました。

スズキと新幹線

日本の企業は、インドの産業の発展にも関わってきました。スズキは、1983年12月に、のちのマルチ・スズキ社となる会社でインドでの生産を始めました。最初の車は小型車「マルチ800」でした。現在は、グルガオンとマネサール、グジャラートの3つの拠点で、ワゴンRやスイフトなど16車種が生産されています。2024年3月末には、インドでの四輪車の累計生産が3,000万台に達しています。これは日本に次ぐ2か国目で、生産を始めてから達成までの期間は日本より短いものでした。

ムンバイとアーメダバードを結ぶ高速鉄道には、インド初の高速鉄道として、日本の新幹線の方式が導入される計画で、最高速度は時速320キロ、所要時間は約8時間から約2時間に短縮される予定です。

インドの地図は、地図パズルで確認できます。

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最終更新:2026-10-06 / 地図データの出典はデータの出典をご覧ください。