アジア

アジアは、面積・人口ともに世界最大の大陸です。世界一高い山から海面より低い湖岸まで、多様な地形と気候が広がり、東アジアから西アジアまで五つの地域に分けて語られます。

世界の中のアジアの位置
世界の中のアジア(緑の部分。ロシアは、ウラル山脈より東を緑にしています)。面積の小さい島や国は、この地図では省略しています
面積
4,461万km²
44,614,000 km²
人口
46.9億人
4,694,576,167人(2021年)

面積はブリタニカ百科事典の値(付属の島を含む)、人口は国連人口部の2021年の推計です。区切り方によって値は変わります。

パズルで扱う国・地域
46
地域区分
東アジア、東南アジア、南アジア、中央アジア、西アジア

世界最大の大陸

アジアの面積は約4,461万平方キロメートルで、地球の陸地全体の約30%にあたります。人口は約47億人とされ、世界の人口の約6割がこの大陸で暮らしています。面積でも人口でも、ほかの大陸を大きく引き離しています。

西はトルコやアラビア半島から、東は日本列島やフィリピン諸島まで、東西に非常に長く広がっています。北は凍てつくシベリアの森林、南は赤道をまたぐインドネシアの島々に及び、一つの大陸のなかに寒帯から熱帯までの気候帯がそろっています。

高い山と深い湖、低い湖岸

地形の幅の広さは、記録にもあらわれています。ヒマラヤ山脈にあるエベレストは、2020年に中国とネパールが共同で発表した測量で標高8,848.86メートルとされ、世界でもっとも高い山です。一方、西アジアの死海の湖岸は海面より約430メートル低く、陸上でもっとも低い場所として知られています。湖面の高さは年によって変わり、近年は下がり続けています。

シベリア南東部のバイカル湖は、最大水深が1,642メートルに達する世界一深い湖で、1996年に世界遺産に登録されました。バイカル湖には、世界の凍っていない淡水のおよそ20%が蓄えられているとされ、約2,500万年の歴史をもつ古い湖でもあります。山脈や高原、砂漠、大河の流域に広がる平野、無数の島々と、さまざまな地形が続いているのが特徴です。エベレストの標高も、測量の技術が進むにつれて見直され、2020年の発表は従来の値より86センチ高いものでした。

季節風と多様な気候

アジアの気候を特徴づけるのは、夏と冬で向きを変える季節風(モンスーン)です。インドでは6月から9月ごろに南西からの湿った風が雨をもたらし、年間の雨の大半がこの時期に降ります。東南アジアにも雨季と乾季があり、タイでは5月から10月ごろが雨季、11月から2月ごろが比較的涼しい乾季にあたります。

一方、中央アジアや西アジアには雨の少ない乾燥地帯が広がり、東アジアは夏の蒸し暑さと冬の寒さがはっきりしています。同じ大陸でも、地域によって農業や暮らしのあり方は大きく異なります。降る雨の量や時期の違いが、育てる作物や住まいのつくりの違いにもつながっています。

五つの地域と多様な人びと

アジアは一般に、東アジア、東南アジア、南アジア、中央アジア、西アジアの五つの地域に分けられます。東アジアには日本、中国、韓国など、東南アジアにはタイ、ベトナム、インドネシアなど、南アジアにはインドなどが含まれ、西アジアにはトルコなどが含まれます。

東南アジアのように、大陸側の半島と海に浮かぶ島々の両方にまたがる地域もあれば、中央アジアのように海から遠く離れた内陸の地域もあります。言語や文字も多様です。日本語の漢字、韓国語のハングル、インドの22の憲法公認言語、インドネシア語のように、地域ごとに異なる言葉と文字が使われています。人びとの暮らしや食文化も、気候や歴史に応じて地域ごとに大きく異なります。

アジアの国の解説

アジアの地図は、地図パズルで確認できます。

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最終更新:2026-10-06 / 地図データの出典はデータの出典をご覧ください。