マレーシア
マレーシアは、マレー半島の南部と、南シナ海を挟んだボルネオ島の北部からなる国です。マレー系、中華系、インド系の人びとが暮らし、高層ビルと熱帯の自然が同じ国に広がります。
面積は総面積(内水面を含む。出典により差があります)、人口は国連人口部の推計(2023年7月1日)。順位は国連加盟国193か国の中での順位で、各国政府の統計とは差があることがあります。
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海をはさんだ二つの地域
マレーシアの面積は約33万平方キロメートルで、日本の約0.9倍です。2023年の人口は国連の推計で約3,513万人です。国土は、マレー半島の南部と、南シナ海をはさんだボルネオ島の北部の二つに分かれています。
マレー半島側に首都のクアラルンプールがあり、ボルネオ島側にはサバ州とサラワク州があります。1957年にマラヤ連邦が独立し、1963年にサバとサラワクを加えてマレーシアが成立しました。マレー半島側は北でタイと国境を接し、ボルネオ島は、インドネシアやブルネイとともに分け合う島です。
熱帯の山と洞窟
ボルネオ島のサバ州にあるキナバル山は、標高4,095メートルで、マレーシアの最高峰です。キナバル公園は世界遺産で、5,000種から6,000種ともいわれる多様な植物が生育しています。ユネスコは、この公園を東南アジアの植物の多様性の中心地の一つとしています。
サラワク州のムル山国立公園は、面積が約528平方キロメートルで、石灰岩の洞窟群で知られ、2000年に世界遺産に登録されました。熱帯の森林に、世界でもっとも研究が進んだ熱帯のカルスト地形が広がっています。マラッカとジョージタウンは、海上交易の拠点として栄えた町並みが世界遺産に登録されており、海を渡ってきた人びとの歴史が残っています。
多民族の国
マレーシアの人口は、マレー系が約70%(先住民を含む)、中華系が約23%、インド系が約7%です。マレー語が国語で、中国語やタミル語、英語も使われています。宗教はイスラム教が連邦の宗教とされ、仏教(約19%)やキリスト教(約9%)、ヒンドゥー教(約6%)を信じる人もいます。イスラム教徒は約64%を占めます。
食文化も多彩で、マレー、中華、インドの料理が同じ町で味わえます。首都クアラルンプールにあるペトロナス・ツインタワーは、高さが約452メートルあり、街のシンボルです。
日本に学ぶ東方政策
1981年、当時のマハティール首相は、日本や韓国の経験や勤労意欲に学ぶ「東方政策」を提唱しました。1982年から、マレーシア政府は日本への留学生や研修生の派遣を始めています。
日本とは、留学や技術の研修を通じた人の交流が長く続いてきました。日本の働き方や技術に学ぼうという考え方は、当時の政策の大きな柱の一つでした。
マレーシアの地図は、地図パズルで確認できます。
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