オランダ

オランダは、北海に面した低地の国です。国土の4分の1ほどが海面より低く、堤防や運河、風車で水と向き合ってきました。チューリップや自転車、大きな港湾でも知られる国です。

世界の中のオランダの位置
世界の中のオランダの位置
面積
41,865km²
131位/193
41,865 km²
人口
1,809万人
69位/193
18,092,524人(2023年)

面積は総面積(内水面を含む。出典により差があります)、人口は国連人口部の推計(2023年7月1日)。順位は国連加盟国193か国の中での順位で、各国政府の統計とは差があることがあります。

大陸
ヨーロッパ
地域
西ヨーロッパ
首都
アムステルダム
陸で接している国
ドイツ、ベルギー

海面より低い土地

オランダの面積は約4.2万平方キロメートルで、九州とほぼ同じです。人口は国連の推計(2023年)で約1,809万人でした。国名の「ネーデルラント」は「低い土地」という意味で、堤防の外側より低い干拓地も多く、国土のおよそ26%が海面より低い場所にあります。最高地点のファールス山でも標高は約322メートルで、全体として平らな土地が続きます。

低い土地を守るため、昔から堤防や排水用の風車が築かれ、干拓によって陸地が広げられました。20世紀には、全長約32キロメートルのアフスライトダイクが1932年に閉め切られ、内海のゾイデル海は、淡水湖のアイセル湖になりました。南西部では、デルタ工事と呼ばれる大規模な防潮施設が、40年以上をかけて整備されました。

運河の町と風車

首都アムステルダムには、17世紀に築かれた同心円状の運河網があり、「アムステルダムの17世紀の環状運河地区」として、2010年に世界遺産に登録されました。議会や政府は、ハーグに置かれています。

ロッテルダム近郊のキンデルダイクには、19基の風車が並び、1997年に世界遺産になりました。自転車の利用も盛んで、国内には約2,300万台があり、人口を上回るとされます。自転車専用の道が各地に整備されています。

港と農業、花

ロッテルダム港は、ヨーロッパ最大の港で、ライン川の河口に位置するため、船で運ばれた荷物が、川や鉄道でヨーロッパの内陸へと運ばれます。貿易では、ドイツやベルギー、フランスが主な相手国です。

国土の狭さにもかかわらず、農産物の輸出額は、アメリカに次いで世界第2位とされます。花や球根の輸出が多く、春にはチューリップの畑や、花の公園が人気を集めます。

出島から続く日本との関係

江戸時代の日本は、1641年から1859年まで、長崎の出島でオランダとの貿易を続けました。出島を通じて、医学や科学などの知識が伝わり、蘭学と呼ばれる学問が発達しました。

現在の貿易では、日本からオランダへの輸出が約1兆7000億円(2024年)で、一般機械や輸送用機器、電気機器が中心です。オランダからは、約5,600億円分を輸入し、一般機械が約64%を占めます。オランダに進出した日系企業の拠点は701です(2024年)。

オランダの地図は、地図パズルで確認できます。

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最終更新:2026-10-06 / 地図データの出典はデータの出典をご覧ください。