栃木県
栃木県は、関東地方の北部にある、海のない県です。世界遺産の日光の社寺や、全国に知られたいちご、那須高原の涼しい風など、山と歴史の見どころがそろっています。
面積は国土地理院「全国都道府県市区町村別面積調」(令和7年10月1日)、人口は2020年国勢調査、市町村数は国土地理院の同資料。順位は47都道府県の中での順位。
- 読み方
- とちぎ
- 地方
- 関東地方
- 県庁所在地
- 宇都宮市
山から平野へ、なだらかに下る地形
栃木県は、北に連なる山地から、南の関東平野へと、なだらかに低くなっていく形をしています。北部には、標高約2,486メートルの男体山や、活火山の那須岳があり、南部には、広々とした田畑と、渡良瀬遊水地などの湿地が広がっています。渡良瀬遊水地は、栃木・群馬・茨城・埼玉の4県の境にある、日本でも最大級の遊水地で、面積は約33平方キロメートル。一面にヨシ原が広がり、2012年にラムサール条約の湿地に登録されました。
面積は約6,400平方キロメートル、人口は約190万人です。海には面していませんが、福島・茨城・埼玉・群馬の4つの県と接しています。雷が多い県としても知られ、宇都宮の4月から9月の雷日数(平年値)は、全国で最も多いとされています。
日光の社寺
日光には、江戸幕府を開いた徳川家康をまつる東照宮があります。東照宮と、二荒山神社、輪王寺の「二社一寺」の建物群は、1999年に世界遺産に登録されました。
標高約1,270メートルにある中禅寺湖から、約97メートルの高さを一気に落ちる華厳の滝も、日光の名所です。日光杉並木は、江戸時代の初めに、松平正綱らが植えて東照宮に寄進したと伝わる杉の並木道です。道の全長は約35キロメートルにおよび、1992年には「世界一長い並木道」としてギネスブックに登録されました。
いちごとかんぴょうの産地
栃木県は、いちごの産地として知られ、1968年産から、収穫量が全国1位を続けています。「とちおとめ」や「とちあいか」といった品種が、県で生まれました。
いちごは、ハウスで冬の間に育て、クリスマスから春にかけて出荷されます。県内にはいちご狩りができる農園も多く、毎年多くの観光客が訪れます。
夕顔という植物の実をひも状にむいて干した「かんぴょう」も、全国の生産量の9割以上が栃木県産です。のり巻きの具や、寿司のかんぴょう巻きとして食べられています。
宇都宮の街と那須高原
県庁所在地の宇都宮市は、古くから日光街道と奥州街道が分かれる交通の要所として栄えてきました。現在は餃子のまちとしても有名で、2023年8月には、市内と隣の芳賀町を結ぶ、新しい路面電車(LRT)も開業しました。
県の北部の那須高原は、夏でも涼しく、牧場や温泉がある避暑地として人気で、皇室の御用邸も置かれています。県内には佐野市の佐野ラーメンなど、土地ごとの名物もあります。益子町の益子焼は、素朴な味わいの焼きものとして知られています。北の那須から南の足利や栃木市まで、県は南北に細長く延びています。
栃木県の形と位置は、地図パズルで確認できます。
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