埼玉県
埼玉県は、東京の北隣に位置する、人口約730万人の県です。住宅地のイメージが強い一方で、秩父の山々や川越の古い町並み、古墳など、多彩な顔をもっています。
面積は国土地理院「全国都道府県市区町村別面積調」(令和7年10月1日)、人口は2020年国勢調査、市町村数は国土地理院の同資料。順位は47都道府県の中での順位。
- 読み方
- さいたま
- 地方
- 関東地方
- 県庁所在地
- さいたま市
東京の隣で、人口が増えた県
埼玉県の人口は約730万人で、全国で5番目に多い県です。東京に電車で通う人が多く、昼間は東京へ出かけて夜に帰ってくる人がたくさんいます。そのため、昼間人口よりも夜間人口のほうが多く、昼夜間人口比率は全国でもとくに低い県です。
県庁所在地のさいたま市は、2001年に浦和・大宮・与野の3つの市が合併してできた市で、2003年に政令指定都市になりました。大宮には鉄道博物館があります。2005年に合併した岩槻区は、ひな人形の産地としても知られます。
平野の東と山の西
埼玉県の東側は、関東平野の中心にあたる平らな土地で、荒川や利根川などの大きな川が流れています。一方、西側は奥秩父の山々がそびえ、県で最も高い三宝山は、標高約2,483メートルで、長野県との境にあります。
海に面していないため、東京・千葉・茨城・栃木・群馬・長野・山梨と、7つの都県に囲まれています。春日部市には、洪水から街を守る首都圏外郭放水路があり、巨大な地下の水槽を見学できます。秩父地方の長瀞では、岩畳のわきを流れる荒川を、舟で下る川下りが楽しめます。
秩父夜祭と小江戸川越
秩父神社の秩父夜祭は、毎年12月に行われる祭りです。大きな屋台や笠鉾が、冬の夜の町を引かれていきます。この祭りを含む「山・鉾・屋台行事」は、ユネスコの無形文化遺産にも登録されました。
川越市は、蔵造りの建物が並ぶことから「小江戸」と呼ばれます。まちのシンボルは、時を告げる「時の鐘」です。行田市のさきたま古墳群では、国宝の金錯銘鉄剣が見つかりました。深谷市は、近代日本の経済に力を尽くした渋沢栄一が生まれたまちでもあります。
熊谷の暑さと、県の名物
熊谷市はラグビーのまちとしても知られ、市内にはラグビー場があります。また、2018年7月23日に41.1度を記録し、そのときの日本の観測史上、最高の気温となりました。その後、記録はたびたび更新され、現在の日本記録は、隣の群馬県伊勢崎市の41.8度(2025年8月5日)です。夏の暑さの厳しい地域として知られています。
県の北部を流れる利根川は群馬県との、東の江戸川は千葉県との境の川になっています。また、県名の発祥の地は、行田市の埼玉(さきたま)という地区で、さきたま古墳群もこの地にあります。
名物には、草加せんべいや、深谷ねぎ、狭山茶などがあります。
埼玉県の形と位置は、地図パズルで確認できます。
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