長野県
長野県は、日本アルプスの高い山々に囲まれた、海のない県です。接する県の数は全国で一番多く、日本の川の流れの分かれ目にもなっている、日本の屋根ともいえる山国です。
面積は国土地理院「全国都道府県市区町村別面積調」(令和7年10月1日)、人口は2020年国勢調査、市町村数は国土地理院の同資料。順位は47都道府県の中での順位。
- 読み方
- ながの
- 地方
- 中部地方
- 県庁所在地
- 長野市
8県と接する山国
長野県は、新潟・群馬・埼玉・山梨・静岡・愛知・岐阜・富山の8県と接しています。これは、全国のどの県よりも多い数です。面積は約1万3600平方キロメートルで、全国で4番目の広さがあり、人口は約205万人です。
長野県は、まわりのいろいろな県と山で隔てられているため、昔から地域ごとに、独自の暮らしが育ちました。
日本アルプスを構成する3つの山脈
長野県には、北アルプス・中央アルプス・南アルプスの3つの山脈が連なっていて、まとめて「日本アルプス」と呼ばれます。明治時代に日本を訪れた外国人が、ヨーロッパのアルプスにたとえて紹介したのが、名前の始まりと言われます。
3000メートルを超える山も、いくつもあります。北アルプスのふもとにある上高地は、川と森が美しい高原で、夏には大勢の人が訪れます。
白馬村のあたりは、1998年の冬季オリンピックで、ジャンプなどのスキー競技が行われた場所です。現在も、スキーや登山を楽しむ人が、国内外から集まります。
日本海と太平洋の分水界
長野県は、たくさんの川の源流にあたります。北へ流れる千曲川は、新潟県で信濃川となって日本海へ、南へ流れる天竜川は静岡県を通って太平洋へ、木曽川は岐阜県・愛知県・三重県を通って伊勢湾へと注ぎます。
同じ県の中の雨や雪解け水が、山の形によって、日本海と太平洋に分かれていきます。諏訪湖は天竜川の出発点で、冬には凍った湖の表面が盛り上がる「御神渡り」で知られます。
高原の暮らしと食文化
長野県の高原は、夏でも涼しく、昼と夜の気温の差が大きいので、レタスや白菜など高原の野菜がよく育ちます。軽井沢は、涼しさを生かした避暑地として人気です。
「信州そば」や「野沢菜」は、この土地を代表する味です。りんごづくりもさかんで、秋には赤い実が山のふもとを彩ります。
長野市の善光寺は、古くから、たくさんの人が参拝に訪れてきた寺で、1998年には長野で冬季オリンピックが開かれました。松本城は、400年以上前に建てられた天守が残る国宝の城です。
冬の寒さと乾燥は、寒天や凍み豆腐などの食べ物づくりにも生かされてきました。諏訪や岡谷のあたりでは、かつて糸をつむぐ工場がさかんで、その技術が、時計やカメラなどの精密機械づくりへとつながったと言われます。県には「信濃の国」という県歌があり、県の自然や歴史を歌いこんでいます。
長野県の形と位置は、地図パズルで確認できます。
長野県のパズルを開く