愛知県
愛知県は、自動車づくりなどのものづくりで日本を支える県です。織田信長・豊臣秀吉・徳川家康が生まれた土地で、みそカツなど名古屋めしの独特な食文化でも知られています。
面積は国土地理院「全国都道府県市区町村別面積調」(令和7年10月1日)、人口は2020年国勢調査、市町村数は国土地理院の同資料。順位は47都道府県の中での順位。
- 読み方
- あいち
- 地方
- 中部地方
- 県庁所在地
- 名古屋市
三英傑の生誕の地
愛知県は、旧国の「尾張」と「三河」の2つが合わさってできました。戦国時代に天下をめざした、織田信長・豊臣秀吉・徳川家康は、いずれもこのあたりの生まれと伝えられています。
名古屋城は、江戸時代の初めに徳川家が築いた城で、屋根の金のしゃちほこが目印です。名古屋市は、人口約233万人の大都市で、愛知県全体の人口は約750万人にのぼります。
名古屋城は、第二次世界大戦の空襲で焼けてしまい、戦後に再建されました。名古屋は、東海道新幹線で東京と大阪のほぼ中間にあり、東西を結ぶ交通の要所でもあります。
日本の自動車産業の中心
愛知県は、工場でつくられる製品の金額が、1977年から連続して全国で最も多い県です。なかでも、豊田市を中心とした自動車づくりがさかんで、部品をつくる会社が県のあちこちにあります。
もとは繊維や陶磁器の産地で、そこで育った機械づくりの技術が、車づくりにもつながったと言われます。瀬戸市の焼きものは、「せともの」という言葉の由来になりました。ほかにも、常滑の焼きものや、有松の絞り染めなど、伝統の産業が各地に残っています。
県の北部にある犬山城は、江戸時代より前に建てられた天守が残る、全国に5つしかない国宝の天守のひとつです。名古屋城、岡崎城とあわせて、愛知県は、城めぐりを楽しめる県でもあります。
名古屋めしと方言
みそカツ、ひつまぶし、手羽先、きしめん、あんかけスパゲッティなど、名古屋めしと呼ばれる食べ物がたくさんあります。岡崎の八丁味噌のように、豆みそを使った料理が多いのも特徴です。
名古屋のあたりでは、「でら」ということばが「とても」の意味で使われます。「〜だがね」といった言い方も、よく知られています。
鳥の肉では、「名古屋コーチン」というブランドの鶏が知られ、米の粉でつくった菓子「ういろう」も、名古屋の名物です。
半島と平野に囲まれた海
県の西は濃尾平野、東は山がちな地形で、南には知多半島と渥美半島が、並んで伊勢湾と三河湾を囲んでいます。渥美半島は冬も暖かく、花やキャベツの栽培がさかんです。
知多半島には、中部国際空港(セントレア)が2005年に開港しました。同じ年には、愛・地球博(愛知万博)も開かれました。海に面した工場地帯と、空港や港が、ものづくりの県の貿易を支えています。
岐阜県から流れてくる木曽川などの大きな川が、愛知県の西を通って伊勢湾に注いでいます。川が運んだ土でできた平野に、水田や町が広がっています。
愛知県の形と位置は、地図パズルで確認できます。
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