岐阜県

岐阜県は、飛騨の山国と、美濃の平野という、異なる顔をあわせもつ海のない県です。日本の真ん中ごろにあって、天下分け目の戦いの舞台にもなった、歴史の深い土地で、名所も数多くあります。

日本の中の岐阜県の位置
日本の中の岐阜県の位置
面積
10,621km²
7位/47
人口
198万人
17位/47
1,978,742人(2020年)
市町村数
42市町村
21市・19町・2村

面積は国土地理院「全国都道府県市区町村別面積調」(令和7年10月1日)、人口は2020年国勢調査、市町村数は国土地理院の同資料。順位は47都道府県の中での順位。

読み方
ぎふ
地方
中部地方
県庁所在地
岐阜市
陸で接している都道府県
愛知県、滋賀県、長野県、三重県、富山県、石川県、福井県

北は飛騨、南は美濃

岐阜県は、北の「飛騨」と、南の「美濃」という、2つの旧国が合わさってできています。北は、山々が重なる山国で、雪が深く積もります。南は、木曽川・長良川・揖斐川が流れこむ濃尾平野が広がっています。

面積は約1万600平方キロメートル、人口は約198万人です。7つの県と接していて、北陸・近畿・東海の人や物が行き交う、日本の真ん中ごろに位置しています。

川とともにある暮らし

南西の平野では、昔から大雨で川があふれてきました。そこで人々は、まわりを堤防で囲んだ集落「輪中」をつくり、水害から家や田畑を守ってきました。

長良川の鵜飼は、鵜という鳥を使ってアユをとる漁で、1300年以上前から行われていたと推定されています。夏の夜、かがり火のもとで行われる光景は、岐阜の風物詩です。

郡上八幡の「郡上おどり」は、7月中旬から9月上旬まで、あわせて32夜にわたって開かれ、お盆には夜通し踊る日もあります。山あいの川の町ならではの、水と暮らす文化です。

山あいでは、飛騨牛や、ほおの葉の上でみそを焼く「朴葉みそ」など、土地の食べ物もよく知られています。長野県との境には、乗鞍岳や御嶽山など、3000メートルを超える山がそびえています。

天下分け目の舞台

1600年、関ヶ原で、徳川家康たちの軍と石田三成たちの軍が戦いました。これが「天下分け目の戦い」といわれる関ヶ原の戦いです。

戦国時代、織田信長は、この地の城を手に入れて、地名を「岐阜」と改めたと伝えられています。現在の岐阜城は、金華山の上に建っています。

関ヶ原は、東の関東と西の近畿を結ぶ道が通る、土地の狭くなった場所で、昔から交通の要所でした。決戦の場となったのは、そのような地形のためだと言われます。

焼きものと山あいの町

美濃焼は、岐阜県の東部で、おもに多治見・土岐・瑞浪あたりで作られる焼きものです。関市は、鎌倉時代から刃物づくりで知られます。

飛騨高山には、江戸時代の町並みが残り、春と秋の高山祭では、豪華な屋台が町を進みます。下呂温泉は、日本の名湯のひとつとして知られ、白川郷の合掌造りは、1995年に世界遺産になりました。山の地下には、ニュートリノを観測するスーパーカミオカンデもあります。

飛騨は山が深く、木を使う技が発達して、「飛騨の匠」と呼ばれる大工が活躍したと伝わります。美濃和紙は、2014年にユネスコの無形文化遺産に登録された伝統の紙です。

岐阜県の形と位置は、地図パズルで確認できます。

岐阜県のパズルを開く

最終更新:2026-10-05 / 地図データの出典はデータの出典をご覧ください。