福井県
福井県は、恐竜の化石が見つかる県で、めがねや和紙などのものづくりでも知られます。入り江の多い若狭湾と、越前の平野をあわせもつ、歴史の古い日本海側の県で、海と山の幸にも恵まれています。
面積は国土地理院「全国都道府県市区町村別面積調」(令和7年10月1日)、人口は2020年国勢調査、市町村数は国土地理院の同資料。順位は47都道府県の中での順位。
- 読み方
- ふくい
- 地方
- 中部地方
- 県庁所在地
- 福井市
恐竜の化石が出る県
福井県の勝山市では、恐竜の化石が見つかっています。県立恐竜博物館には、大きな恐竜の全身骨格が並び、国内外から見学者が訪れます。
化石が出る地層は、約1億2000万年前の前期白亜紀のもの(手取層群)で、その時代の動物や植物の手がかりになります。福井県は、恐竜を研究する大切な場所のひとつです。県の人口は約77万人、面積は約4200平方キロメートルで、人口の多くは福井平野に住んでいます。
福井県で見つかった化石から、フクイラプトルやフクイサウルスのように、県の名前がついた新種の恐竜も、いくつも生まれています。
2つの海、2つの表情
福井県は、「越前」と「若狭」という旧国が合わさってできました。北の越前には、九頭竜川がつくった福井平野が広がり、海沿いには、柱のような岩が並ぶ東尋坊の絶壁があります。
南西の若狭は、入り江が入り組んだリアス式海岸が続く若狭湾に面しています。小浜から京都へ、サバなどの海の幸を運んだ道は、「鯖街道」と呼ばれました。海と都を結ぶ道が、この地方の暮らしを支えていたのです。
北陸には、古くは「越」という大きな国がありました。のちに、越前・越中・越後の3つに分かれて、それぞれ、現在の福井県・富山県・新潟県のあたりにあたります。福井県は、その入り口にあたる場所です。
伝統工芸とめがねの産地
越前和紙は約1500年、越前打刃物は約700年の歴史があると言われる伝統の産業です。鯖江市は、めがねのフレームづくりで知られ、日本でつくられるフレームの大部分を生産しています。
冬には、ズワイガニの「越前ガニ」が水揚げされます。そばに大根おろしをのせた「おろしそば」や、寒い季節にこたつで食べる水ようかんも、福井ならではの味です。
福井市の県庁は、江戸時代の福井城の跡に建っていて、お堀や石垣の一部が、現在も町なかに残っています。
永平寺と一乗谷の歴史
永平寺は、約780年前に道元が開いた寺で、山の中で、現在も修行が行われています。
福井市の一乗谷には、戦国大名の朝倉氏が栄えた城下町の跡が残り、当時の町並みの一部が復元されています。2024年には北陸新幹線が敦賀まで延び、県内の移動も便利になりました。
1948年には福井地震があり、市街地に大きな被害が出ました。福井市は、そこから復興して、現在の町並みになりました。敦賀港のある敦賀市も、昔から、海をこえた貿易や交流の港として栄えてきました。
福井県の形と位置は、地図パズルで確認できます。
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