神奈川県
神奈川県は、東京の南隣にあり、相模湾と東京湾に面した県です。開港の港町・横浜、武士のまち鎌倉、温泉で名高い箱根と、歴史と海と山が近接しています。
面積は国土地理院「全国都道府県市区町村別面積調」(令和7年10月1日)、人口は2020年国勢調査、市町村数は国土地理院の同資料。順位は47都道府県の中での順位。
- 読み方
- かながわ
- 地方
- 関東地方
- 県庁所在地
- 横浜市
開港と横浜
江戸時代の終わり、1853年にアメリカのペリーが、浦賀(今の横須賀市)に黒船で来航しました。その後、1859年に横浜港が開かれ、外国との貿易が始まりました。
1872年には、新橋と横浜の間に、日本で最初の鉄道が開通しました。港の近くの赤レンガ倉庫は、明治の終わりから大正にかけて造られた倉庫で、現在は店やイベント会場として使われています。横浜の中華街は、日本で最大級の規模をもつ中華街です。横浜市の人口は約378万人で、市町村のなかで日本一です。県の名前は、東海道の宿場町として栄えた神奈川(今の横浜市神奈川区のあたり)の地名にちなんでいます。
鎌倉と江の島
鎌倉は、12世紀の終わりに、源頼朝が武士の政権の中心にした土地です。鎌倉の大仏は、高さ約11.3メートル。三方を山に、一方を海に囲まれた地形が、守りやすかったと言われます。
近くの江の島は、橋でつながった小さな島で、海水浴やサーフィンを楽しむ人でにぎわいます。西の小田原は、戦国時代に北条氏の城下町として栄え、かまぼこでも有名です。
箱根の山と湖
箱根は、火山の活動でできた山です。芦ノ湖の周辺には、温泉がいくつも湧き、観光地として人気があります。江戸時代には、箱根の関所が、東海道を行き来する人々を見守っていました。
毎年お正月には、東京と箱根を往復する大学生の駅伝競走「箱根駅伝」が行われ、多くの人が沿道で応援します。ロープウェイで登る大涌谷では、火山の煙が立ちのぼる景色が見られます。県の西側の丹沢の山々には、県で最も高い蛭ヶ岳(約1,673メートル)がそびえています。
三浦半島と、県の暮らし
県の東部の川崎市は、京浜工業地帯の中心のひとつとして、工場や研究所が並んできました。1923年の関東大震災では、震源が相模湾の北西部にあり、県内も大きな被害を受け、その後のまちの復興が進みました。
三浦半島は、東京湾と相模湾を隔てるように突き出ています。南の三崎では、まぐろの水揚げが盛んです。
神奈川県の人口は約920万人で、東京都についで全国2位です。横浜・川崎・相模原の3つが政令指定都市になっています。相模原市は2010年に仲間入りしました。横須賀市には、日露戦争で活躍した記念艦「三笠」が保存されています。接する県は、東京都・山梨県・静岡県の3つです。
神奈川県の形と位置は、地図パズルで確認できます。
神奈川県のパズルを開く