岩手県

岩手県は、北海道に次いで全国で2番めに広い県です。リアス海岸の三陸、北上川が流れる盆地、世界遺産の平泉、宮沢賢治の故郷など、多彩な表情をもつ土地が広がっています。

日本の中の岩手県の位置
日本の中の岩手県の位置
面積
15,275km²
2位/47
人口
121万人
32位/47
1,210,534人(2020年)
市町村数
33市町村
14市・15町・4村

面積は国土地理院「全国都道府県市区町村別面積調」(令和7年10月1日)、人口は2020年国勢調査、市町村数は国土地理院の同資料。順位は47都道府県の中での順位。

読み方
いわて
地方
東北地方
県庁所在地
盛岡市
陸で接している都道府県
宮城県、秋田県、青森県

北海道に次ぐ広大な面積

岩手県の面積は約1万5000平方キロメートルです。北海道を除けば、日本で最も大きい県で、全国の都道府県のなかで、北海道だけが岩手県より広くなっています。それでいて人口は約121万人ほどで、ゆとりのある土地に、人々が暮らしています。

県の西には奥羽山脈、東には北上高地があり、その間を北から南へ北上川が流れています。川の両側に細長く広がる北上盆地に、盛岡市や花巻市、一関市などの町が並びます。

黄金の都、平泉

平安時代の終わりごろ、南部の平泉は、奥州藤原氏が約100年にわたって栄えた、東北の中心でした。中尊寺の金色堂は、堂の内も外も金箔で覆われ、今も当時の輝きを伝えています。

平泉の寺院や庭園は、2011年6月に世界遺産に登録されました。浄土庭園の大泉が池は、12世紀に奥州藤原氏が築いたものです。同じ岩手県の釜石市にある橋野鉄鉱山も、日本の近代製鉄の始まりを伝える遺産として、2015年に世界遺産の一部になっています。1858年から造られた、日本に残る最古の洋式高炉の跡です。

三陸の海と文学の舞台

岩手の海岸線は、出入りの多いリアス海岸です。入り江が深く、波が穏やかな湾が多いので、わかめ・かき・ほたてなどの養殖や、漁業が盛んになりました。反面、湾の奥には津波が高くなりやすく、2011年の東日本大震災では大きな被害を受けました。現在は防潮堤の整備や、まちづくり、三陸の海を生かした観光の再開など、復興の歩みが続いています。

内陸には、詩人で童話作家の宮沢賢治が生まれ育った花巻市や、民話「遠野物語」の舞台になった遠野市があります。賢治の作品に登場する風景を求めて、この土地を訪れる人は、今も少なくありません。

盛岡の食と手仕事、そして山々

県庁所在地の盛岡市では、わんこそば・盛岡冷麺・盛岡じゃじゃ麺が「盛岡三大麺」として親しまれています。南部鉄器は、盛岡と奥州市で受け継がれてきた鉄の器で、鉄瓶やフライパンが作られています。

夏の「盛岡さんさ踊り」は、太鼓の音とともに大勢が輪になって踊る祭りです。

県の中ほどにある早池峰山(標高約1,900メートル)や、南西にそびえる岩手山(標高約2,000メートル)のように、岩手の山々は季節ごとに姿を変え、県民に親しまれています。岩手県は、青森・秋田・宮城の3県と陸で接しています。

岩手県の形と位置は、地図パズルで確認できます。

岩手県のパズルを開く

最終更新:2026-10-05 / 地図データの出典はデータの出典をご覧ください。