フランス
フランスは、大西洋、英仏海峡、地中海の三つの海に面し、アルプスやピレネーの山々に囲まれた西ヨーロッパの大国です。農業や航空機産業、ワイン、世界遺産の数々で知られます。
面積は総面積(内水面を含む。出典により差があります)、人口は国連人口部の推計(2023年7月1日)。順位は国連加盟国193か国の中での順位で、各国政府の統計とは差があることがあります。フランスの面積は、海外県・海外領土の一部を含む値です(本土だけでは約55万km²)。
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三つの海と山々に囲まれた国土
フランス本土の面積は約55万平方キロメートルで、人口は国連の推計(2023年)で約6,644万人です。北西は大西洋と英仏海峡、南東は地中海に面し、南西にはピレネー山脈、東にはアルプス山脈が連なります。西ヨーロッパの中心に位置し、多くの国と国境を接しています。
国土の中央を流れるロワール川は、全長約1,006キロメートルで、フランスで最も長い川です。川沿いには古城が点在し、「ロワール渓谷」として知られます。大西洋側は海の影響で穏やかな気候、南部の地中海沿岸は夏に乾燥して日差しが強い気候です。こうした気候と土壌の違いから、地方ごとに農産物や食文化が異なります。
歴史を伝える建物と、パリ
首都パリのシンボルであるエッフェル塔は、1889年のパリ万国博覧会にあわせて建てられました。当初は博覧会のための仮の建物でしたが、現在はアンテナを含めて高さ約330メートルあり、街の象徴になっています。
郊外のベルサイユ宮殿は、17世紀から18世紀にかけてのフランスの宮廷が置かれた場所で、モン・サン・ミッシェルとともに1979年に世界遺産に登録されました。モン・サン・ミッシェルは、ノルマンディー沖の小島に建つ修道院で、潮の満ち引きによって、まわりの景色が大きく変わります。
ワインと農業、航空機
フランスは、農業が西ヨーロッパで最大の規模とされる国です。ぶどう栽培とワインづくりでも知られ、2015年には、ブルゴーニュ地方の「ブルゴーニュのクリマ」と、「シャンパーニュの丘陵、メゾンとカーヴ」が、世界遺産に登録されました。
工業でも、自動車、化学、原子力などの先端産業が発達しています。航空機は主要な輸出品の一つで、ヨーロッパ各国が共同で製造する旅客機のエアバスを、日本の航空会社も購入しています。
日本との文化交流
日本からフランスへの輸出は2024年に約1兆円で、機械類や自動車、医薬品などが中心です。フランスからは、バッグや衣類、精密機器、航空機、飲料などを、約1兆7000億円分輸入しています。フランスには830以上の日本企業の拠点があります。
文化の面では、アニメやマンガなどのポップカルチャーを中心に、日本文化への関心が高いとされ、毎年7月にパリで開かれる「ジャパン・エキスポ」には、2025年に約22万人が訪れました。1997年には、パリ日本文化会館が開館しています。2028年は、日本とフランスが外交関係を結んで170周年にあたります。
フランスの地図は、地図パズルで確認できます。
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