大阪府
大阪府は、47都道府県のなかで2番目に面積が小さいのに、人口は約884万人。川と海を生かして商いの町として栄えてきた、近畿の大きな玄関口にあたる府です。食の文化でも有名です。
面積は国土地理院「全国都道府県市区町村別面積調」(令和7年10月1日)、人口は2020年国勢調査、市町村数は国土地理院の同資料。順位は47都道府県の中での順位。
- 読み方
- おおさか
- 地方
- 近畿地方
- 府庁所在地
- 大阪市
面積は小さく、人口は多い
大阪府の面積は約1,900平方キロメートルで、香川県に次いで小さい府です。それでも、人口は約884万人(2020年)で、東京都・神奈川県に次ぎます。平野が大阪湾に向かって広がり、そこに市街地が途切れることなく連なっています。
大阪府には43の市町村があります。大阪市は、さらに24の区に分かれています。大阪市の中心部は、昼と夜で人の数が大きく変わる町で、周辺の府県から通勤や通学に来る人が数多く集まります。大阪駅や難波などのターミナル駅からは、鉄道がいくつも四方へ延びています。
水の都のなりたち
大阪は、淀川や大和川が運んだ土でできた平野に開けた町です。大阪湾に近く、古くから船で人や物が行き来しました。町なかには、人が掘った堀や川が張りめぐらされ、「水の都」と呼ばれてきました。
道頓堀も、江戸時代の初めに、商人の道頓らが掘り始めた堀川です。江戸時代の大阪には、「八百八橋」と言われるほど多くの橋がかかっていて、人々は橋を渡って町を行き来しました。大阪市の中之島のように、川に挟まれた細長い島に、役所や図書館が並ぶ場所もあります。府の南の泉州と呼ばれる地域では、水なすなどの野菜づくりや漁業が盛んです。川沿いには、芝居小屋や食べ物の店が並び、にぎやかな町になりました。
天下の台所
豊臣秀吉が大阪城を築き始めたのは、1583年のことです。江戸時代になると、全国から米や特産品が船で集まり、取引される「天下の台所」になりました。商人が多く住んだ船場や堂島は、お金と物の動きの中心でした。
商いの町らしく、手頃な値段でおいしいものを楽しむ文化が育ち、「食い倒れ」という言葉も生まれました。たこ焼きやお好み焼きは、今も大阪を代表する味です。大阪の言葉は、「おおきに」など、商売の場でも親しみやすいやりとりのなかで育ちました。
古墳と万博
堺市にある仁徳天皇陵古墳(大仙古墳)は、日本で最も大きな墓のひとつです。周辺の古墳とあわせて、「百舌鳥・古市古墳群」として2019年に世界遺産になりました。
2025年には、大阪湾の人工島・夢洲で、大阪・関西万博が開かれました。また、大阪湾の海上の人工島には、1994年に開港した関西国際空港があり、近畿の空の玄関口になっています。
大阪府の形と位置は、地図パズルで確認できます。
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