熊本県

熊本県は、世界でも最大級の火山のくぼ地「阿蘇カルデラ」がある県です。水道水を地下水でまかなう熊本市や、すいかなどの野菜・果物の栽培でも知られ、火山とともに暮らしてきた土地です。

日本の中の熊本県の位置
日本の中の熊本県の位置
面積
7,409km²
15位/47
人口
174万人
23位/47
1,738,301人(2020年)
市町村数
45市町村
14市・23町・8村

面積は国土地理院「全国都道府県市区町村別面積調」(令和7年10月1日)、人口は2020年国勢調査、市町村数は国土地理院の同資料。順位は47都道府県の中での順位。

読み方
くまもと
地方
九州・沖縄地方
県庁所在地
熊本市
陸で接している都道府県
福岡県、大分県、鹿児島県、宮崎県

阿蘇の巨大なカルデラ

熊本県は九州のほぼ中央にあり、西は有明海と八代海に面しています。その東にそびえる阿蘇山は、はるか昔の大噴火で地面が陥没してできた「カルデラ」の中にある火山です。そのくぼ地は東西約18キロメートル、南北約25キロメートルもあり、世界でも最大級の大きさです。

くぼ地のなかには、人が暮らす町や田畑が広がっています。周囲を取り巻く外輪山の上には、あか牛などを放して草を食べさせる広い草原があり、人々が野焼きをして、草原を守り続けてきました。中岳では、現在も火山の活動が見られます。

地下水の都と城

阿蘇に降った雨や雪は、地面にしみこんで地下水になり、熊本平野の下を流れています。熊本市は、水道水の水源のすべてを地下水でまかなっていて、人口が約74万人もいる都市では日本で唯一とされています。

熊本城は、戦国時代の武将・加藤清正が築いた城で、石垣の美しさで知られます。2016年の熊本地震で大きな被害を受けましたが、修復が進められ、天守閣は2021年に復旧しました。復旧の様子は、現在も見学しながら知ることができます。

熊本市は2012年に政令指定都市になり、九州では福岡市、北九州市に次ぐ3つ目の政令指定都市です。熊本は昔、「火の国」とも呼ばれ、阿蘇や雲仙などの火山との結びつきが深い土地でした。

野菜・果物と海の恵み

熊本県は、トマトやすいか、メロンなどの野菜や果物の産地です。なかでもすいかは、全国で最も多く作られている県で、阿蘇の高原から平野まで、地形や気温に合わせて、さまざまな作物が育てられています。人口は約174万人、面積は約7,400平方キロメートルです。

西には、天草諸島の島々が広がっています。天草の海では、野生のイルカが見られることでも知られています。県を流れる球磨川は、最上川や富士川とならんで日本三大急流のひとつに数えられます。

名物と藩の歴史

馬の肉を生で食べる馬刺しや、れんこんの穴に辛子みそを詰めた辛子れんこんは、熊本の名物です。昔の国の名前は「肥後」で、江戸時代には細川氏が熊本藩を治めました。水前寺成趣園は、その細川氏が築いた、湧き水をたたえる庭園です。

熊本県のマスコットのくまモンは、2010年に誕生しました。九州新幹線が全線開通することを機に、県の名前を広めるために登場しました。

熊本県の形と位置は、地図パズルで確認できます。

熊本県のパズルを開く

最終更新:2026-10-05 / 地図データの出典はデータの出典をご覧ください。